コーポラティブ住宅:多摩で参加者募集中 永山ハウスに続く第2弾| 多摩ニュータウン.com

コーポラティブ住宅:多摩で参加者募集中 永山ハウスに続く第2弾

たま・まちせん副理事長 一級建築士 秋元孝夫氏

NPO法人多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議(たま・まちせん 代表・戸辺文博氏)が主催する『安気な住まい』作りプロジェクトは、「安気な住まいを考える会」を立ち上げ、理想の住まい作りを目指して活動を開始した。基本テーマは「身近で便利な生活」「みんなで支える快適なコミュニティ」「住み続けられる安心の住まい」の3つ。毎月第1土曜日に多摩市諏訪の「永山ハウス」1階集会所で説明会が開催される。

今回のプロジェクトは、コーポラティブハウスづくりの第2弾。まず気の合う仲間を作ることから始め、住まいのあり方、地域のあるべき姿などを話し合う。独りでは解決しない問題を、共に生活することで改善を可能にする新しい住まいを考え、協力して実現しようとするもの。

永山ハウス

プロジェクト第1弾の永山ハウスは2003年の秋に構想がスタートし、2009年に竣工・引渡しとなった。途中は参加者の退会など紆余曲折を経ながら最終的に23世帯で構成。これはコーポラティブハウスとしては異例の多さという。通常は4〜5世帯のようだ。永山ハウスは敷地面積1030.34平方メートル、延べ床面積1871.58平方メートル、6階建てで、43〜105平方メートルの住戸面積がある。外断熱・スケルトン・インフィル(SI)工法を採用し、安全で長持ち、集合住宅につきものの結露の不満から解放された快適な住宅を実現したという。住民の満足度も高いようだ。非分譲分の1階には集会所などの共有部分のほかに、診療所、レストラン、事務所などをテナントとして誘致、管理費などの維持管理経費を捻出している。

多摩ニュータウンでは高齢化や単身世帯の増加が問題となるなかで、コミュニティの大切さが改めて認識されている。多摩NTの街づくりの担い手が公的機関から民間ディベロッパーに移行する時代、いろいろな世帯が集まって、コミュニティを育てながら家づくりを行うコーポラティブハウスは、もっと注目されても良いのではないか。

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update: 2011年12月5日