連光寺の田植え| 多摩ニュータウン.com

連光寺の田植え

6月19日午前、多摩市連光寺6丁目の“手作り田んぼ”で、連光寺6丁目の自然に親しみながら環境保全を考える多摩市民の集まり「ホタル連絡会」が田植えを行った。

先月までの作業でほぼ仕上がっていた田んぼに、20センチほどに成長した稲の苗を手作業で丁寧に植えていく。田のぬかるみは思いのほか深く、膝丈の農作業専用長靴で入るか、泥だらけになるのを厭わず裸足で踏み込むしかない。

約5メートル四方のメインの田んぼには、縦横30センチの等間隔で1カ所につき2本ずつ苗を植える。なるべく浅めに、それでいて倒れない程度にしっかり根を埋めるのは微妙な加減が必要とされる。それでも、親子で参加した家族を含む15人の市民が、和気あいあいとしたムードの中数時間で作業を終えた。

外部からは団地や住宅街のイメージを持たれやすい多摩市だが、市内を回ってみるとこの連光寺6丁目のように豊かな自然が残っている場所もまだまだ多い。この日も作業中にウグイスが元気よく鳴き、淡水性のカニやホトケドジョウ、ケラやシオカラトンボなどが見られた。

こうした自然を開発で失うことなく、多様な動植物をはぐくむ環境と共生するにはどうすればいいのか。そんな問いに、手作りの田んぼでの稲作を通じて解答を見つけられたら――という思いで始まったこの取り組み。これからは田んぼの雑草取りなどを交代で作業しながら、植物や生き物の調査、カンパしてくれた人たちへの報告書配布なども行っていく予定だ。(高森郁哉)

 

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update: 2010年6月22日