たくさんの出会いに感謝、『たぬきがいた』の榊監督が地域上映会でトーク| 多摩ニュータウン.com

たくさんの出会いに感謝、『たぬきがいた』の榊監督が地域上映会でトーク

多摩市で育った榊佑人監督が市内各地で撮影した長編映画『たぬきがいた』。初めての一般公開(有料)となる地域上映会が12月23日、永山公民館のベルブホールで開催された。計3回の上映に加え、出演者による舞台挨拶や監督のトークもあり、登壇者たちを来場客が温かく見守る様子が印象的だった。

この自主制作映画では、山梨から多摩ニュータウンにやってきた10歳の少年のひと夏の出会いと別れが描かれる。地元の青年監督のために市民がボランティアの応援団を結成し、ロケ地の選定や撮影をサポートするなど、映画の内容さながら多くの”出会い”に恵まれて完成した作品だ。

初回の上映終了後、まず榊監督が「小さなというか、ささやかな映画を観ていただいて、ありがとうございます」と、やや緊張気味で挨拶。出演者を順次紹介していく中で、父親役の仁科貴さんは、「琢磨少年」と1年ぶりに再会し、「すごく身長が伸びていることに驚いた」と話した。その後で榊監督が、琢磨役の伊藤ひなたさんが女性であることを明かすと、それに驚いた来場者もいたようだ。

第2回終了後の監督トークの冒頭では、記念すべき日に中学校時代の恩師が会場に駆けつけてくれたことに感謝を述べ、思わず感涙にむせぶ場面もあった。「自分もそうだけど、人との出会いで変わるから、それを映画にしたかった」。そう語ったのはまさしく榊監督自身の本音だろう。

この日の上映会は無事に終了したが、監督も主催者側も「これは終わりではなく、スタートだ」としている。今後も各地で上映会が行われ、さらに新しい出会いの輪が広がっていくことに期待したい。

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update: 2014年12月24日