最優秀新進監督賞に、劇団ひとりさんと坂本あゆみさん:第6回TAMA映画賞授賞式(4)| 多摩ニュータウン.com

最優秀新進監督賞に、劇団ひとりさんと坂本あゆみさん:第6回TAMA映画賞授賞式(4)

06-DSC_0164最優秀新進監督賞には、『青天の霹靂』の劇団ひとり監督と、『FORMA』の坂本あゆみ監督が選ばれた。
受賞した気持ちを尋ねられた劇団ひとり監督は、「本日は、まことに……うっ」と言葉をつまらせ、感極まった表情に。しかし涙が流れることはなく、「すみません、今週は何かといろんな仕事で泣きまして、今は涙は出ないんですけど、それくらい感激しております」と恐縮し、さっそく会場の爆笑を誘った。

司会者から『青天の霹靂』ではオールロケにこだわりCGを一切使わなかったそうですね、と振られると、「完全にCG使わなかったわけじゃないですよ。大泉さん雷に打たれていましたからね。あれCGじゃなかったら、大泉さん丸焦げになってますよ! あそこはごめんなさい、CG使いました」と巧みに切り返し、またしても客席は爆笑の渦に。
次回作について聞かれ、「全回は浅草が舞台だったので、次は多摩を舞台に。いろんな授賞式に出ましたけど、こんなに温かい授賞式はないですよ。次はぜひ多摩で!」とぶち上げると、観客から一際大きな笑いと拍手が起こった。

05-DSC_0129坂本あゆみ監督は、初の長編作品『FORMA』がベルリン国際映画祭、東京国際映画祭など内外の映画祭で多数受賞したことについて、「いろんな国に招待していただいて、日本とは違う文化の国で、自分の作品を通じていろんな感情を共有できました。これからの人生で映画を作っていく上での大きな糧になった」と語った。

また、以前『蝶々』という短編がTAMA NEW WAVEある視点部門に選ばれたことについて、「二十歳ぐらいで作った、今思えば荒削りな作品でしたが、その当時は最高傑作だと思っていた。どんな映画祭にも引っかからずに落ち込んだ時期もあったが、(多摩の映画祭に)素晴らしい作品だと言ってもらえたことが、映画を諦めそうになった時にも励みになりました」と振り返った。
今後の抱負を聞かれた坂本監督は、「『FORMA』は観る側との信頼関係の上にとても不親切な作り方をした。結構突き放したつもりだったが、意外にみなさんついてきてくれました。次は信頼関係の上でもっと突き放して、いい意味で裏切っていけたら」と、『FORMA』以上の衝撃作を作る意気込みをのぞかせていた。
第23回映画祭TAMA CINEMA FORUM

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update: 2014年11月26日