東京ヴェルディ、改修前ラストの国立でホーム初勝利飾れず - 多摩ニュータウン.com

東京ヴェルディ、改修前ラストの国立でホーム初勝利飾れず

日本のスポーツの「聖地」とされる国立霞ヶ丘競技場。東京ヴェルディにとっても数々の歴史を刻んだ国立競技場でのラストマッチが5月3日、初夏の陽気に包まれる中で行われた。J2では改修前に国立競技場で行われる最後のカードは、指揮官として初めて古巣と対戦するラモス瑠偉監督率いるFC岐阜に0-1で敗れ、今季のホームゲーム初勝利はまたもお預けとなった。
前節のVS札幌アウェー戦で引き分けた翌日、雨中での練習後に報道陣の取材に答えた三浦泰年監督。「岐阜・讃岐・北九州と続く試合は結果を出すという意味で大事な3連戦。ラモス監督は数節前からヴェルディ戦を意識していると聞いており、こちらとしても”絶対に負けられない”試合だ」と語った。
また、前節で7年ぶりとなるJリーグ公式戦でのピッチに立った永井秀樹選手(背番号45)は、「ラモスさんの考えは分かりすぎるほど分かっている。チームに誘っていただいたし、ひとつ歯車が違っていたらお世話になっている可能性のあったFC岐阜が相手だけに、気合も入る」とし、「試合に出ることよりも勝つこと」との意気込みを見せていた。
そんな指揮官とベテランが勝利にこだわって臨んだ一戦に結果を残せなかった東京V。2014年のシーズンに掲げたクラブスローガンは”ONE FLAG”。クラブの象徴であり、唯一無二のより所であるエンブレムの旗の下に、ヴェルディファミリー全員がひとつになって戦うことを表す。またフレーズが意味する「一流」を目指し、クラブに関わる全ての人間が一致団結する意思が込められている。第11節の終了時点で20位。苦境に立たされた今だからこそ、チームが一丸となって復活することに期待したい。

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投稿日:2014/05/04