「貝取第7公園は僕の庭!」古巣ヴェルディに今季加入の北脇健慈選手に聞く - 多摩ニュータウン.com

「貝取第7公園は僕の庭!」古巣ヴェルディに今季加入の北脇健慈選手に聞く

トップチームが多摩市立陸上競技場を使用している東京ヴェルディは、3月12日と13日に公開練習を行った。ぽかぽか陽気に包まれた1日目と異なり、2日目の木曜日は雨風強い中での練習。日曜日に開催される対千葉戦での今季初勝利を見据え、紅白戦を中心に実戦さながらのメニューをこなした。[取材と文・川崎正樹、編集・高森郁哉]
前に取り上げた田村直也主将の他にもう一人、多摩市出身のプレーヤーがいる。ヴェルディのジュニア、ユースで過ごし、日本体育大学を経て、今季トップチームに入団した北脇健慈選手(FW、背番号29)。日本医科大学多摩永山病院で産声を上げ、貝取で育った生粋の「ニュータウンっ子」だ。貝取中学3年生の時に実家が稲城市に転居したものの自転車で通い、永山高校在学の3年間もまた自転車通学を続けた。尾根幹線は走らずに多摩陸の前を通り、諏訪名店街・永山団地名店街の遊歩道を抜けて行くのがお決まりのルートだったらしい。幼少期は自宅前にある貝取第7公園でよく遊び、サッカーのみならず缶けりや木登りに至るまで“自分の庭”として、この公園が放課後活動の中心地だったという。
「今季の目標は自分が試合で活躍し、J1に昇格すること。あの強かったヴェルディを復活させたい!」と熱く語った北脇選手。最後に、地元で昔なじみの店の閉店に話題が及ぶと、「さびしい」と一言。元気な多摩市の復活も望んだ。
ジェフユナイテッド千葉との“オリジナル10”対決は、サポーターはもとよりサッカー関係者も注目する一戦だ。オリジナル10とは、Jリーグ発足当初に加盟した10クラブを指す通称。J2屈指の好カードは3月16日、味の素スタジアム(午後4時キックオフ)で開催される。
北脇選手 プロフィール(東京ヴェルディ)

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投稿日:2014/03/14